ベーシストの役割を理解すること
これからベースを始めようと意気込む方々にお訪ねします。バンドサウンドにとってのベーシストの役割とは何でしょうか。まだエレキベースを持ったばかりの方だとそんなことを考えながらベースを弾くような余裕はないでしょうし、初めのうちはそんなことなど考えず、自分が一番楽しいと思えるようなスタイルで弾くのが一番良いのでしょうけれどね。でもこれから書くことをほんの少しでも良いので頭の片隅にでも残しておいて頂ければ、きっと1年後2年後のあなたのベーシストとしての存在価値に変化をもたらすと思います。
ジャンルによる話なのでしょうけれど、ベーシストには早弾きなんて求められません。とびきりエフェクティブな音が必須条件というわけでもありませんし、エフェクターすらも必要なわけではありません。
別にスラップ奏法が出来ないとダメというわけでもありませんし、ピックでも指でも構いません。ですから地味だと言われます。とりわけロックにおけるベーシストの印象は地味という方が多いように思えます。しかしながら、バンドサウンドの核はベースです。これは間違いのない話です。誰よりも練習を積まないといけないパートなのではないかなと個人的には思えます。
ベーシストがテンポを見失うようなことがあったり、ミスばかりしているとバンドサウンドはそこから崩れますから。そしてベーシストはそのベース音色の特徴から、ごまかす事が出来ない位置にいます。例えばギターでFコードを鳴らす時。1弦が鳴っていなかったとしてもそこまで目立ちません。しかしながらベースはフレットを一つ間違えただけでも明らかにミスが目立ちます。
ひどい場合にはそのミスがバンドサウンドのミスを招く事になりません。まとめると、ベーシストの役割はバンドサウンドを引っ張る事だと言えます。バンドサウンドを支える事とも言えますね。
このことをほんの少しでも良いので意識してスタジオで弾いてみてください。その時に変化を感じる事は無いでしょうけれど、そんな練習を繰り返しているうちにあなたの実力は確実に進歩しますから。